爆速退職2021年08月31日 23時44分

実は今月8月2日に就職したのだが、8月10日付けで退職した。自分の人生上いちばん短期間での退職。一ヶ月くらい働いていたような気分になるほど辛い一週間だった。やれやれだぜ。
ほぼ全編単なるうっぷんばらしなので、そういうものが大丈夫な人だけ読んで欲しい。

その会社に申し込んだのは休日と収入、仕事内容も大丈夫だろう…と思ったのと、今までの就職申込はいつも一歩遅くて4回失敗していたので焦っていたのもある。だから面接で「あっちょっとここヤバいんじゃ…」と感じたのに、働いてたら印象も変わるだろうと“直感”にフタをしたのだった。しかし出勤一日目にはもう「辞めよう」と思っていた。

その工場で主に働いているのはパート3人とベトナム人従業員3人、午前中はとても忙しいので工場長、部長、時に社長総動員で回す。「覚えることがいっぱいあるし、慣れるまで何ヶ月もかかるのでゆっくり慣れてください」と言われていたのだが、実際はゆっくりどころか「間違えたら容赦ならん」といった体で部長のヒステリーが響き渡った。具体的な再現は胸糞悪いので省略するが、午前中ずっとそのヒステリーを浴び続けるのである。加えてこの部長も工場長も言うことがコロコロ変わる。しかもこの2人の指示がまったく異なることが何回かあった。あんたら業務について話し合いとかせんのかい。

私は物覚えが悪いしドンクサイからこの人たち苛ついてんのかなとも思ったが、古株のパートさんが「部長って昨日と今日で言うことが変わるんだけど、そこは“あっ今日はそんな指示なのね”ってスルーです」なんて事を言っていたし、定年退職後に働きに来ている年配のパートさんの「言うことがコロコロ変わる…」という愚痴も聞いた。
しかしこの2人も、あともう1人のパートさんも、部長と工場長には不平不満や意見をまったく言わない。なんというか強過ぎる。日本語がカタコトのベトナム人従業員は言わずもがなである。

仕事は体力的にキツかったが、それは私の運動不足が原因だろうから、そのうちどうにかなるだろうと前向きに考えていたぐらいで問題外だった。出勤一日目に「辞めよう」と思ったのは、工場長がベトナム人従業員に放った「何やっとんじゃ、バカ!」という怒号が主な原因である(※その従業員は特に問題行動はしていない。ほんの少し行き違いがあっただけである)

工場長は「忙しくて答える余裕がないので質問があったらあとで聞いて」と言っており、たしかに質問をすると教えてはくれた。しかし疑問は発生したその場で聞かないと忘れるやろ??忙しければ特に。工場長は誰かに師事して何かを教わったことがないのだろうか。

そして相変わらず続く部長のヒステリー。おそらくこの人は甲高い大声を出してダメ出し続けるのを「人を育てている」と勘違いしている。

8月7日についにストレスが限界に達して、高齢の両親の前で号泣する醜態を晒した。連休中は多少冷静になり10日になんとか出勤したが、若干「辞める」方に気持ちが向いていたせいか隙が出たらしく、「マジメにやってない」と言われたためもうダメだ…とその日の業務終了後に退職を口にしたのだった。

退職するとは思われていなかったようで工場長は多少うろたえていたようだが、私が「慣れる気がしない」と口にした途端「慣れるように努力したのか」「そもそもわからない事を聞いたりして来たか」などと難癖を付け始めた。疑問はその場で聞かないと意味なかろうと前述したが、それ以前にこの男、質問しようにもしょっちゅう工場から居なくなるのである。事務所でくつろいでいるのだ。聞きたい事があれば工場から離れた事務所(2F)に登ってこいということだろうか?午後もけっこう忙しいのだが?大体私が慣れないと感じたのは、部長の八つ当たりとしか思えないヒステリーに対してだよ!

工場長も部長も3人のパートさんたちが影では愚痴や不満をもらしているのを知らないのだろう。私自身一週間で辞めるのは非常識だという意識は持っているが、工場長や部長もまったく無謬ではないので糞はお互い様である。
その他書類の管理や工場内の従業員の安全確保、「嘘はないが真実が微妙にごまかされている」求人票など杜撰な例が沢山あるがキリが無いので割愛する。

先日ハローワークに行った時に、この会社が新しくパート募集をかけていたのを見たが、従業員を求めるより、小型フォークリフトや梱包機械の導入、工場内の改築等をするべきだと思う。あと、新しく入った人をつなぎ止めておく為に、部長の矯正は必須だろう。
健闘を祈るぜ!!