現在無職の遠吠え2021年07月16日 19時00分

4月1日から無職になり現在求職中。

「このコロナ禍でがんばって来たけどもう無理っぽいので会社解散するね(@∀@)」(※概要)と社長から全社員に通達されたのが3月1日。ついに来たか…という感じだった。一部社員は請け負った仕事を片付けるため社屋を移動して(※)作業するという。そして私は、作業中の同僚たちに挨拶をして20年通った社屋とお別れした。

のだが。

離職表が到着。今まで通りの会社のロゴが印刷された封筒と、変更された連絡先に「…おや?」と思いつつ開封し、離職表2を見ると、「具体的事情記載欄(事業主用)」に事業縮小による解雇と書かれてあった。
大笑いである。

“解散”っていったらさあ普通、会社が無くなると思うやろ!?それならそうと「残念ですがお辞めいただく事になりました…」って言ってくれりゃよかったんだ。個人的には二度目だし。
3月1日の面談の時「会社都合という事にしておきました」と社長は言ったが、ホントは「アンタ役立たずだから懲戒解雇」にしたかったんだろうなと思っている。
私は私で“一部社員は請け負った仕事を片付けるため社屋を移動して作業”の時点で気がつけよって話だ。「会社が無くなる…みんな大変…」なんてしんみりした自分は単なるアホじゃないか。

元々自分はイラレをいじっていれば満足なMac使いでしかなかったので、それを自覚しておとなしくておればよかったものを、今の社長になってから「デザイナーの誇りを持とう」的社風になり、それで一時は「私はプロのデザイナー+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚」なんて思いっきり意識高い系の勘違いをしてしまったのだ。最近の数年間はあからさまにバカにされていたのでつまりまあ才能は無かった…。

休業手当は満額支給されたし失業に伴う書類もきちんと手配してもらえたので、それに関しては心から感謝しているけどまあそれはそれとして自己肯定感はドン底なのである。
訳あって前会社のウェブサイトを見たらYouTubeチャンネルなんて作っていて「邪魔者は居なくなったから新しい事をしよう」って事か??などと必要以上にネガティブな捉え方をしてドン底を無限地獄方向に割りそうになっている。正直な話「コケにしやがって!」という憤りと見返したい気持ちもあるのだが、いかんせん「デザイン業」に対して興味が無いので宙ぶらりんな状態に居るのだった。(※2)

デザイン業はこりごりなので今は異業種で仕事を探してるけれど、まあ、ままらないもので。
一度決まりかけたところは「料金の面で不採用」と連絡があり、“得意先の65歳”に持って行かれた。安い労働力が必要なら最初から求職票にそう明記するべきだし(労働時間欄には“週3日以上希望、9時〜18時”以外の事は明記されてなかった)、なにより、いつから出社するかなんて聞かないで欲しかった。

手相占いでは3年後くらいから私の人生上昇傾向になってるんだが3年後に生きてるかどうかさえアヤシくなって来た。サマージャンボ宝くじに期待でもしてみようか。

(※)関連会社のビルに入居していたが不可能になった模様
(※2)どれだけ「デザイン業」に興味が無いかと言うと、「知ってるデザイナーの名前を挙げよ」と言われたとき、「佐藤可士和」以外挙げる事ができないくらい。佐藤氏も昔の同僚が猛烈なシンパだったので知ってるに過ぎない。