たぶん7年ぶり京都(後編)2018年02月18日 22時49分

京都のロウソク
京都の蝋燭。

東本願寺→龍谷ミュージアム移動中。

・気に入った風景その2

なか卯

なか卯が入ってるビルが昭和初期的でいい感じ。

・気に入った風景その3

バル

気に入ったと言うか気になった、店の名前「KAKIMARU」の上にある“貝と白ワイン”に心揺さぶられたバル(営業前)。京都泊ならふらふら吸い込まれたかもしれない。

龍谷ミュージアムに到着。龍谷大学の学生さんがあずき粥のふるまい中。小腹が空いてたので大変有り難く頂戴しました。アンケートにたいしたコメントも出来ず申し訳ない気分。

龍谷ミュージアム小豆粥

当日開催されていたのはこれです。

龍谷ミュージアム展示

500円で申し訳なくなるほどの展示でした。
孔雀明王像や両界曼荼羅の前で中二心を揺さぶられて来ましたよ。
西域の仏像は創作意欲をそそられるマッチョもとい肉体美ですね。

龍谷ミュージアム目の前、西本願寺へも立ち寄りました。
さすが本願寺、巨大な(略

西本願寺

西本願寺2

東本願寺同様親鸞さんと阿弥陀様を(略
以前一回来たんですが、その時も急いでたな…

さて次は東寺へ行きます。
バス利用、もしくは京都駅から近鉄って手も考えたんですけど、体力が残っていたのでレッツ歩き敢行。ストップウォッチで時間を計ったところ、西本願寺→東寺は私の鈍足で約22分でした。

ところで東寺とは関係ないんですが、道中横を通り過ぎたイオンモール京都の駐車場が有料だったので、さすが京都は都会だなあと思いました(小並感)。
そしてイオンモール真向かいに「伏見稲荷」の看板と赤い社殿が見え、気になったもののスルー。帰宅後調べたら伏見稲荷の御旅所でした。進行方向なんだし境内を通るくらいすればよかった…。

化野への予定変更第二弾、東寺(教王護国寺)到着。

東寺1

東寺2

東寺4

東寺5

冬の特別拝観で五重塔の内部公開中。以前拝観してるはずですが、記憶が全くないんですよねえ。何を見てたんだろう。今回はしばらく忘れないように一生懸命拝見しましたよ。

東寺3

今は寒々としたこの風景も、春になったら美しいでしょうね…。

東寺6

金堂と講堂、特に立体曼荼羅は忘れるはずも無いけど、明王部を一番凝視するのは「孔雀王」で仏教に興味を持ったオタクの性です。

今回の特別拝観では前回の時は行かなかった観智院を拝観。本堂で五大虚空蔵菩薩と愛染明王を堪能しました。書院造りの建物は元は研究所だったそうで、落ち着いた雰囲気の施設です。終の住処にするならこういうところがいいな…。叶わぬ夢ですが。
みなさまも予算や時間の余裕があれば今度の機会に是非。

そうそう、愛染明王の前に置かれてあった護摩木に「タナトフォビア克服」と書いて来ましたよ。もはやなりふり構わず神仏頼り。

東寺7

観智院売店で購入したお線香(500円)。
今自宅で使ってます。やわらかくて上品な香り。

取り急ぎが過ぎた京都日帰り旅行もこれにて終了。
帰りも歩きで京都駅へ。来た時と同じく新快速で新大阪に向かうつもりでしたが、新快速待ちの乗客の人数に田舎者ビビる!
向かいのホームに各停普通列車が停まっていたので行先(西赤石)を確認、席も空いていたので飛び込みました。ここへ来てさすがに足が限界だったのでありがたく着席。新快速の倍の時間がかかりますが帰り時間は多めに見積もっていたので問題ありません。

新大阪駅では台湾肉そばを食べたけれど、なんだか物足りなくてキオスクでチーズちくわを買い、予定通り帰りの「さくら」に乗車。
車中でチーズちくわを食べたもののまだ足りずに土産に買った東寺餅を食す。この写真じゃ緑っぽいですが真っ白な餅ですよ。

東寺餅

全部食べてません2個だけです。

観智院を出た時点で午後4時30分になり閉門され、境内を通り抜けられず北方向の路地経由で店を発見、餅が呼ぶので買ってしまった。1個140円。大福餅の一種かと思ったんですが皮が求肥で大変美味。

雪が降り始めたので肝を冷やしましたが無事帰着。乗り遅れと忘れ物&落とし物もなんとか回避。お疲れさまでした私。

出かける前まで緊張しましたが、久しぶりの一人旅は楽しかった!
私はこれまで行き当たりばったりの旅ばかりしていたんですが、事前調査をするとこんなにも事が運びやすいのかと初老にしてやっと気がつきました。人に頼りすぎると色んな感覚が衰えることも実感。あの建物の写真撮っておけばよかったとか、あそこは立ち寄れたよなーとか、今になってそんな事を思い出してます。

おまけ:乗り換えの徳山駅にて。

しゅうニャン

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