コミケ89新刊の誤字について2016年01月06日 23時51分

コミケ89で発行致しました新刊「すくねがたり」に、誤字がありましたのでご報告致します。

P7…×深湯→○探湯

P8…×明神深湯→○盟神探

P9…×挑戦半島→○朝鮮半島


購入された方にはご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
今後は余裕を持った原稿制作をこころがけ、再発防止に努めます。





(以下釈明)
今までは、自力で校正するにしても必ず紙に落として最低二回は見直しているのに、今回はモニタ上で目測するに留めたのが最大の原因です。
なにはなくともまずテキストだけは余裕のあるうちに出力して、自分以外の誰かにも確認してもらうべきだと痛感しました…。
まず余裕のある原稿描きをせえよ、と。

変換ミスによる“挑戦半島”は、次の行ではちゃんと“朝鮮半島”になっていて間抜けなのですが、“明神深湯”に関しては「関連書籍を見ながら」文字を入力して間違えているので、もう大馬鹿者としか言えません。

なお、「探湯」および「盟神探湯」の読みについて、誤字を発見したあと参考文献を確認したところ、“クタチ”となっていましたが、当方が最初に探湯を認知した書籍では「くたち」とルビが振られていたため、ひとまず後者で通しました(応神天皇の名「ホムダワケ」も同様)。ご了承ください。

謹賀新年+冬コミ2016年01月05日 00時06分

あけましておめでとうございます。

年末から新年にかけてあったかいを通り越して時には暑いくらいでしたねえ。
暑いのが大変苦手なこともあり、夏コミはシンドかった事しか覚えてないのですが、今回の冬コミは奇跡的に寝が足りていたこともあり、慌ただしくも楽しかったです。普段の運動不足がたたって正月三ヶ日はまともに歩く事が出来ず、色々やりたい事はあったのですが諦めてダラダラと過ごしました。

夏コミで新刊を落としたため、冬コミではなんとか何か形にしようと奮闘した結果、本文8頁程度ですが新刊…“刊”というには薄過ぎますが…をリリースできました。夏コミで発行する新刊の為に作ったネームがあったので、本来ならそれを描いて行けばよかったんですが、改めて読むとつまらなかったので、やめときゃいいのに全面没にしたんですよええ…。
デフォルメされた絵が多い+状況的に背景無しの為に(上手い下手は置いといて)絵は割合サクサク描けたんですが、ネームをやるまでが本当に大変で…年々脳の働きが衰えて少々焦りを感じております。

さて今回はペン入れから仕上げまでを本格的にデジタルでやってみました。世がクリスタに移行しつつあるというのにコミスタ使用ですよ。減価償却もしないうちに移行するのは切ないので、なんとか使い倒そうと貧乏人根性丸出しでがんばってます。

しかし使ってみると色々とアテが外れた事があり、その最たる物がベジエ。Illustratorとは使い勝手が違うので、無機物を描く時に大変困りました。コイツは早く癖を覚えないと、せっかくデジタルなのに図形ツール+フリーハンドで描く羽目になってしまいます。まったくとんだアラフィフの手習いです。

2015年は仕事のミスも多かったし、お絵描きもサボっていたし、コミケの度に足を痛めて動けなくなるのもいいかげんどうにかしたいので、今年はもうちょっとメリハリをつけるなどして生活の改善をしたいですね。
…毎年同じような事を言っては玉砕してますけども!


今回の新刊のひとこま
※今回の原稿で一番気に入ってるコマ
「すくねがたり」 A4 P12 コピー誌
次のイベント参加は、5月5日 COMITIA116 の予定です。

近況1510252015年10月26日 00時19分

ポケットピカチュウ永眠のショックが大きかった訳ではないのですが、気がつけば10月も終わりですってよ!!あと一週間でコミケの当落通知ではないですか。なんてこった。

前回の更新からの出来事というと
・体調不良
・艦隊これくしょん開始
・夏コミ
・THE SOUND OF TIGER & BUNNY ライヴビューイング
・TIGER & BUNNYハリウッド進出決定で歓喜と不安
てなところですかしら。

■体調不良の方は睡眠不足、栄養の偏り、運動不足と思い当たるフシがありまくりなんですが、以前からの歯の不調が親知らず抜歯で解消したと思ったのに実際は解消せず、その原因の歯がどうも根っこから欠けたらしく今激痛に襲われております。明日歯科受診できるかどうか微妙…。食に支障を来しているので、早い所診てもらわないと正直かなりシンドイ…。
その他、仕事でミスを連発して以来(私は大変肝が小さいので)またやらかすんじゃないかという強迫観念みたいな物がついてまわってて、そのストレスがわりと内臓に来てる気がします気がするだけですが。

■6月の終わりくらいから急に思い立って「艦隊これくしょん」をやり始めました。色々凹みつつ休み休み進めて現在司令官レベル70。攻略wikiとブログを参照しながらここまで来たけど、参照したからと言ってサクサク進むはずもなく、今3-4及び4-3で足踏み中。練度や装備もさることながら、羅針盤に翻弄されているのが実情で、こればっかりはどうにもこうにも。
最初は「目指せ艦娘フルコンプ」だったのが、一部レア艦の入手は現時点では不可らしいと聞きちょっとがっかり…。とはいえまだ未入手の艦娘が沢山居るので、当座はマップをぼちぼち攻略する事になりそうです。

■今年の夏コミはいつも以上に暑かった記憶しかありません…冷房の効いた部屋で惰眠をむさぼるために上京したような状態でした…(遠い目)。

■タイバニは語りたい事が沢山あるけど、頭の中にある事を上手く形に出来なくて歯がゆいです。ハリウッド進出に関しては期待と不安が同居してて半信半疑あっちこっち。今後の前向きなニュースを望みたいです。

↓そんな感じの夏コミペーパーのカット
夏コミペーパー

ところで今夏は“私にしては”わりとアニメを見ていたので、次の記事ではその件を。

COMITIA112サークル参加します2015年05月03日 21時54分

去年から全く更新せず、タイバニからいきなりコミティア参加でどうもお騒がせします。

5月5日、東京ビッグサイトで開催される「COMITIA112」にサークル参加します。
配置場所は O-65b 、サークル名「闇神楽葬祭殿」
新刊は「神功皇后由縁の地探訪記 筑紫行幸前編 補」、コミティアで領付した「神功皇后由縁の地探訪記 筑紫行幸前編 序」の冊数程度持って行きます。
「序」は、今回ごく少部数のみですどうぞよしなに。

漫画やイラストなど凝ろうとしてたんですが、ちょっとしたアクシデントがあって、写真とテキストのみとなってます。いつものことですが…。

明日の早朝出発でバタバタしておりますので、ひとまずこれにて。

今更に「鴉 -KARAS-」2013年06月17日 00時16分

※公式の作品説明を越えないよう気をつけてますが、気になる方はご注意を。

今仕事が落ち着いていて時間もあるし、何かするなら今のうち…ということで、数年来ツレに借りてた攻殻機動隊S.A.Cと2nd GIGのDVDを先日やっと見終わり、その勢いでバンダイチャンネルでお気に入り登録したままだった「鴉 -KARAS-」を観ました。

鴉 -KARAS- オフィシャルサイト http://www.thekaras.net/

この作品はTIGER&BUNNYの監督でもあるさとうけいいち氏のプロフィールで紹介されていたので知りました。リリースされていた2005年〜2007年は、アニメに対して今以上に熱心ではなかった頃です。OVAはなおさらテリトリー外。タイバニが導いた縁と言えなくもないです。

この“鴉”という字面にピンと来て、作品紹介を読むと「タツノコプロ40周年を記念するダークヒーロー物語」、「妖怪とそれを機械化した怪物」などと書かれていて、自分の好みを刺激したのですが、私はひとつの映像作品を見るのに何故か凄く時間がかかるので、鑑賞まで結局約1年かかりました。

感想となると「面白い」か「面白くないか」にわかれますが、面白かったです。
もちろん観た人によって評価が分かれると思いますが。
妖怪と機械とアクション、どことなく漂う古神道のにおいなど、絶賛お勧めしたい所なのですが、なにせグロい。私は大丈夫でしたが、大量に人が死ぬし血が飛び散るし、なにより虫がダメな人にはお勧めできません。

「声優」ではない為か、乙羽とゆりねの声の素人っぽさに違和感を覚えましたが、浮世離れした雰囲気を出していて案外効果的だった…と好意的に捉えておきます。

三話まで観たとき、「あと三話分で登場人物同士が絡んで、それぞれのエピソードがまとまるんだろうか?」と思っていたのですが、うまく絡んでまとまったのはさすが。
本編の状況はあるキャラクターがセリフ内で説明しているので、それを元にある程度想像できます。しかしそれでも解りにくい所はあったので検索していたら「鴉辞典」というページを見つけました。

この鴉辞典というページは公式の物ですが「現在工事中」で、トップページからのリンクが消えてます。DVDリリース時にはリンクが生きていたらしく、見る人へのサポートになっていた模様。確かにこれらの事を知っていれば、本作を観る時面白さが違うと思われます()。廻向本人について理解できたのと、作中のポッド状の装置に入った「ゆりね」と対となった「誰か」の正体がわかったのは有り難かったです。ほんとは自力で気がつくべき所なんですけどね。スロー再生したらわかるのかな?

現時点で関連があるように思えない古事記や日本書紀が鴉辞典項目にあるのは解せないし、鴉や廻向が使う刀の名前が(裏設定のみで押さえておくには)大げさな名前だし、ラスト辺りの鵺の状態を考えると、続編を期待してしまいますね。

(権利関係やその他制作の諸々を考えたら「鴉」制作ただいま準備中という気がしなくもない…が、これは考え過ぎか。)

いずれにせよタツノコプロのやる気如何…。
我々がその間に何か後押しすれば、もしかするかもしれません。

追記:個人的に一番印象深かったのは鷺坂刑事の、妖怪が実在すると確信したときの描写。ホロリとなりましたが、その後にまさかあんな風になるなんて(;_;)できれば約三年間の苦労を結実させてあげたかった…。

)今になって鴉を観た私のような人間もいるというのに、非公開的な扱いにしてるのはいかがな物かと思ったのですが、BDもしくはDVDに裏設定的な物がついてるというのを小耳に挟みました。三話までの流れが訳わからんという意見も沢山見たので、もしかしたら取り急ぎ作り、DVDリリース終了後「あとでちゃんと作り直そう」と考えたのかも。放置されるのはありがちですが、どうにかして欲しいものです…。