2012年初詣2012年01月09日 00時36分

毎年初詣は1月の中旬以降に宗像大社に行くか、道すがら地元のまったくマイナーな神社に立ち寄るかのどっちかなのですが、今年は新年を迎えると同時に地元の神社へ参拝に行きました。
去年、神功皇后由縁地の同人誌を発行し、その時に挙動不審な状態で写真を撮りまくった事もあり、お礼とお詫びを兼ねた参拝です。ホントは全部に行きたかったんですが、何せ真夜中一人。交通事情が厳しくない数社を参拝しました。
なお、一部(夜)除いて文中で使用している写真は、同人誌制作の為や、別件で撮影したものです。
さて、行った順にれっつごー。


・長門一ノ宮 住吉神社

住吉神社拝殿

住吉神社本殿

祭神は住吉大神の荒魂、他四柱。由緒は公式サイト参照。もっと詳しく由来が知りたい向きは日本書紀か、私の同人誌参照の事(後者は冗談ですがある程度説明してます)。
日が変わる頃に大雨が降り出したので、参拝者も少なかろーと油断していたらとんでもありませんでした。神社の裏にある駐車場は入るのに手間取ったものの、多少余裕。同じようにここから本殿に向かっていた人々が、お参りの前に露店に直行だったのは苦笑であります。
それでもお参りするのに行列ができました。並んでいた男性曰く「去年よりも少ない」と。昼間は大変だったんだろうな…。

元旦の住吉神社拝殿正面


・長門二ノ宮 忌宮神社


忌宮神社正面

忌宮神社拝殿

祭神は神功皇后、仲哀天皇応神天皇山口県西部が穴戸と呼ばれている頃の豊浦宮(皇居)の場所と伝わっております。由緒は公式サイトへ…、あるいは私の(以下略)。蛇足ですが仲哀天皇は神功皇后の夫、応神天皇は息子。
住吉神社に比べると多少マイナーなせいか思ったほど人は居ませんでしたが、それでもある程度並びました。氏子さんの「ふぐ雑煮一杯100円でーす」に惹かれましたが、先を急いで撤退。


・長門三ノ宮 杜屋神社


杜屋神社拝殿

祭神は三穂津姫神。知名度の低い女神様だと思いますので、手前味噌ながら自分の同人誌より抜粋
「日本書紀神代下第九段の一書第二のみに記載がある大物主神の妻后神で、高皇産霊尊(記:高御産巣日神)の娘。高皇産霊神が大物主神に、天津神へ反逆の異図が無ければ自分の娘(三穂津姫)と結婚するよう勧めたとある。」
自宅からけっこう距離があるので迷いましたが、せっかくですのでね。
到着すると寂しいくらい人が居ませんでした…。私が参った後に数名やってきましたが。多分、昼間は近辺住民がお参りに来たでしょう。ここは普段来ても社務所が開いてないので、破魔矢でも買えばよかったかなと少し後悔。

元旦の杜屋神社


・若宮神社


若宮神社楼門

若宮神社拝殿

祭神は息長足姫命大鷦鷯命住吉荒魂大神。大鷦鷯(おおさざき)は仁徳天皇。息長足姫命は神功皇后の名前ですが、何故息子(神功の若宮)の応神ではなく、孫である大鷦鷯が祀られているのか等、ちょっと謎めいた神社です。
この神社は吉母という所にあり、「神功皇后が応神天皇を出産した時、この村の者が藻を寄せ集めて敷いた事に対し皇后が喜び、「寄せ藻」が吉母となった。」という伝説のある地です(応神天皇が産まれたのは“公式”には九州)。
境内の集会所には、ご老体が数名集まっておいでで、「お土産がありますので」と、市指定のゴミ袋を一束頂きました。お賽銭がしょぼかったので申し訳なかったです…。


・龍王神社


龍王神社楼門

龍王神社拝殿

祭神は玉依姫命が主祭神で、住吉荒魂大神天津児屋根命息長足姫命誉田和気命綿津見三神が配祀されています。どちらかというと景行天皇(仲哀天皇の父)の由縁が濃い神社ですが、皇后三韓出兵に由来する祭りがあります。
到着したら、拝殿で何か作業されていた宮司さんが奥に引っ込んでしまわれたんですが、不審がられたのか、単に気を使われたのか。


・生野神社


生野神社拝殿

祭神は品陀和気命帯中津日子命息長帯比売命多紀理比売命多岐都比売命市寸嶋比売命彌都波売神。これは神社辞典のような書籍に明記されていた名前で、境内の看板には→応神天皇仲哀天皇神功皇后、宗像三女神彌都波売神…と、多少わかりやすく書かれてます。彌都波売はミズハノメと読み、イザナミの尿から産まれた水の神。詳しくは端折りますが、行教というお坊さんが宇佐神宮の分霊を祀って行ったのが創始です。
到着した時には午前三時頃でしたが、臨時の受付所に巫女さんが二人待機していて驚きました。お守りくらい買って行けば良かったかしらん。


・赤間神宮

赤間神宮楼門

赤間神宮神楽舞

もうここは説明するまでもない有名神社なので説明無しってことで。
同僚の結婚式がここであったのですが、上の写真二点はその時のものです。
神功皇后との由縁は全くないので取材はしていませんが、何となく気が向いたためシメにお参り致しました。午前四時近かったので駐車場も余裕がありましたが、それでも参拝者が大勢。若者ばかりでちょっと騒々しかったです。

元旦の赤間神宮楼門

以上!おつかれさまでしたー。

それはそうと話は大いに外れますが、大河ドラマは壇ノ浦の合戦までやるんですかねえ。清盛さんはそれ以前に亡くなってるから無理がありますが、2012年下関市民としてはちょっと気になる所。

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