2012年謹賀新年2012年01月03日 22時25分

あけましておめでとうございます。

例年、1月もとうに過ぎた頃に、あけましておめでとうございますとブログに書いておりますが、今年は珍しく三が日中でございますよ。コミケ申込書の下書きも済ませ、あらまあ何のフラグかしら〜って所ですが、今年の目標として、「やらなきゃいけない事は、早いうちにやっとく」というのを掲げてみましたので、新年の内から実行してみました。この勢いが、来年まで続けばいいなと思っております。

■旧年中の反省
震災以後ネット上で、自分がやらなくてもいい、何の役にも立てない事に首を突っ込みすぎた気がします。ネットにかまっていなければ出来た事が沢山ありました。旧年中の反省は「インターネットに関わりすぎた」につきます。私は自分の出来る事を粛々とやって行くのみです。

一時期Twitterでサブアカウントを設置して、被災地やそれに関わる人たちの様子を見ながら、自分には何が出来るだろうかと模索していましたが、年末からサブアカ停止、メインアカでもその辺りのつぶやきはしていません。サブアカで、(私に対してではないかもしれないけれど、直接ではなく間接的な)厳しい意見も拝見して、色々考えました。本気でなんとかしたいなら、mentionを飛ばしていろんな人と交流を持ち、時には暴言吐かれたりして、それでも精力的に行動するべきだと思っております。

RTやリンクを張ってはコソコソとエアリプを繰り返す事に何の意味があるのか。1000、2000という、(ちゃんと読んでいる)フォロワーが居ればともかく、私のような、この程度のフォロワー数で。

それで冷静になって自分のつぶやきを見たら、「社会派な自分かっこいい」「意識の高い自分すばらしい」的空気が漂ってて、何だこいつアホかと思いましたね。完全に自分のマスタベーションでしかなかった。

ツレの親しい人が原発の避難区域の人で現在避難生活中、愛読している猫ブログの中の人が福島在住ということもあり、これからも注視していきますが、あくまでも「自分の出来る事を粛々と」。毎月のプロバイダ代に料金上乗せで寄付、あとは(傾向が偏っているのは否めませんが)Twitterでこれはと思う情報をお気に入り登録している程度です。息切れしては意味が無いですし。先は長い。

■今年の目標
「やらなきゃいけない事は早いうちにやっとけ、やれるときにやっとけ」。
自分の仕事は「定時で帰れりゃ奇跡」な職種なので、「やること」のシフト表を作って空いた時間に順繰りで、って手を本気で考えてます。余裕のあるときに少しずつの大事さは、今回の新刊で十分理解しましたので…今更ですが。

■コミックマーケット81とその他色々
林檎機周辺近況の最後で触れていた通り、うちのPowerMacG4の調子が悪くなったため、新刊はツレのPowerMacG3(ベージュ)で作業。OSは9ですが、SCSI接続でUSBがありません。データの移動は面倒でしたが、うちは今でもMOが現役なのでノー問題です。

その新刊「神功皇后由縁の地探訪記 下関編 後」、サークルカットでしっかり自己主張した影響かどうか、夏コミの不調をフォローするかのような、いい感じの売れ行きでした。次回の新刊も同シリーズで、5月のコミティア100で初お目見えする予定ですが、そろそろ創作少女の本分にも手を出したいところです…。

くだんのG3をツレの家から借りて来た時は大雨が降っていて、慣れない場所まで車で入り込んだせいで脱輪をしていまい、ツレと、ツレのお父様に大迷惑をかける事態に(><)。
年末はこの脱輪に始まり、キャッシュカードを紛失(行きつけのコンビニで落としたのを、店の人に保護してもらっていた)、出勤用カード紛失(コミケにいく当日、空港の駐車場でシート下から発見)、コミケ会場で財布紛失(会場窓口に届けられていた)、など、自分の不注意に因るトラブルが立て続けに起こり、運がどうこうではなく、自分の集中力に不安が残りました。

年末の東京はじゅうぶん堪能しました。コミケ時は金銭感覚がおかしくなるんですが、今回はコミケに加えて食べ物にもかなりお金を使いまして、ええ…。焼肉バイキングでもない昼食に2000円近く使うなんて有り得んです。地元じゃとても出来ない。

■新年は珍しく
年が明けたと同時に初詣、しかも数社はしご、という無茶をしました。つもる話はそれほどありませんけど、この件に関してはまた後日…
…いつもなら忘れますが、今年は多分大丈夫 ^^;

■そんなわけで

先行き不安な私でございますが、今年もよろしくお願い致します。

2012年初詣2012年01月09日 00時36分

毎年初詣は1月の中旬以降に宗像大社に行くか、道すがら地元のまったくマイナーな神社に立ち寄るかのどっちかなのですが、今年は新年を迎えると同時に地元の神社へ参拝に行きました。
去年、神功皇后由縁地の同人誌を発行し、その時に挙動不審な状態で写真を撮りまくった事もあり、お礼とお詫びを兼ねた参拝です。ホントは全部に行きたかったんですが、何せ真夜中一人。交通事情が厳しくない数社を参拝しました。
なお、一部(夜)除いて文中で使用している写真は、同人誌制作の為や、別件で撮影したものです。
さて、行った順にれっつごー。


・長門一ノ宮 住吉神社

住吉神社拝殿

住吉神社本殿

祭神は住吉大神の荒魂、他四柱。由緒は公式サイト参照。もっと詳しく由来が知りたい向きは日本書紀か、私の同人誌参照の事(後者は冗談ですがある程度説明してます)。
日が変わる頃に大雨が降り出したので、参拝者も少なかろーと油断していたらとんでもありませんでした。神社の裏にある駐車場は入るのに手間取ったものの、多少余裕。同じようにここから本殿に向かっていた人々が、お参りの前に露店に直行だったのは苦笑であります。
それでもお参りするのに行列ができました。並んでいた男性曰く「去年よりも少ない」と。昼間は大変だったんだろうな…。

元旦の住吉神社拝殿正面


・長門二ノ宮 忌宮神社


忌宮神社正面

忌宮神社拝殿

祭神は神功皇后、仲哀天皇応神天皇山口県西部が穴戸と呼ばれている頃の豊浦宮(皇居)の場所と伝わっております。由緒は公式サイトへ…、あるいは私の(以下略)。蛇足ですが仲哀天皇は神功皇后の夫、応神天皇は息子。
住吉神社に比べると多少マイナーなせいか思ったほど人は居ませんでしたが、それでもある程度並びました。氏子さんの「ふぐ雑煮一杯100円でーす」に惹かれましたが、先を急いで撤退。


・長門三ノ宮 杜屋神社


杜屋神社拝殿

祭神は三穂津姫神。知名度の低い女神様だと思いますので、手前味噌ながら自分の同人誌より抜粋
「日本書紀神代下第九段の一書第二のみに記載がある大物主神の妻后神で、高皇産霊尊(記:高御産巣日神)の娘。高皇産霊神が大物主神に、天津神へ反逆の異図が無ければ自分の娘(三穂津姫)と結婚するよう勧めたとある。」
自宅からけっこう距離があるので迷いましたが、せっかくですのでね。
到着すると寂しいくらい人が居ませんでした…。私が参った後に数名やってきましたが。多分、昼間は近辺住民がお参りに来たでしょう。ここは普段来ても社務所が開いてないので、破魔矢でも買えばよかったかなと少し後悔。

元旦の杜屋神社


・若宮神社


若宮神社楼門

若宮神社拝殿

祭神は息長足姫命大鷦鷯命住吉荒魂大神。大鷦鷯(おおさざき)は仁徳天皇。息長足姫命は神功皇后の名前ですが、何故息子(神功の若宮)の応神ではなく、孫である大鷦鷯が祀られているのか等、ちょっと謎めいた神社です。
この神社は吉母という所にあり、「神功皇后が応神天皇を出産した時、この村の者が藻を寄せ集めて敷いた事に対し皇后が喜び、「寄せ藻」が吉母となった。」という伝説のある地です(応神天皇が産まれたのは“公式”には九州)。
境内の集会所には、ご老体が数名集まっておいでで、「お土産がありますので」と、市指定のゴミ袋を一束頂きました。お賽銭がしょぼかったので申し訳なかったです…。


・龍王神社


龍王神社楼門

龍王神社拝殿

祭神は玉依姫命が主祭神で、住吉荒魂大神天津児屋根命息長足姫命誉田和気命綿津見三神が配祀されています。どちらかというと景行天皇(仲哀天皇の父)の由縁が濃い神社ですが、皇后三韓出兵に由来する祭りがあります。
到着したら、拝殿で何か作業されていた宮司さんが奥に引っ込んでしまわれたんですが、不審がられたのか、単に気を使われたのか。


・生野神社


生野神社拝殿

祭神は品陀和気命帯中津日子命息長帯比売命多紀理比売命多岐都比売命市寸嶋比売命彌都波売神。これは神社辞典のような書籍に明記されていた名前で、境内の看板には→応神天皇仲哀天皇神功皇后、宗像三女神彌都波売神…と、多少わかりやすく書かれてます。彌都波売はミズハノメと読み、イザナミの尿から産まれた水の神。詳しくは端折りますが、行教というお坊さんが宇佐神宮の分霊を祀って行ったのが創始です。
到着した時には午前三時頃でしたが、臨時の受付所に巫女さんが二人待機していて驚きました。お守りくらい買って行けば良かったかしらん。


・赤間神宮

赤間神宮楼門

赤間神宮神楽舞

もうここは説明するまでもない有名神社なので説明無しってことで。
同僚の結婚式がここであったのですが、上の写真二点はその時のものです。
神功皇后との由縁は全くないので取材はしていませんが、何となく気が向いたためシメにお参り致しました。午前四時近かったので駐車場も余裕がありましたが、それでも参拝者が大勢。若者ばかりでちょっと騒々しかったです。

元旦の赤間神宮楼門

以上!おつかれさまでしたー。

それはそうと話は大いに外れますが、大河ドラマは壇ノ浦の合戦までやるんですかねえ。清盛さんはそれ以前に亡くなってるから無理がありますが、2012年下関市民としてはちょっと気になる所。

初詣じゃない番外編2012年01月09日 21時04分

東京大神宮

行ったのは12月29日なので初詣ではないですが、冬コミの時に東京大神宮に行って来たので、番外編としてちょこっと。

何となく訪れたんで、パワースポット系とされている事を全く知らず。若い女性が沢山居たので、ああそういう事ね、と理解した程度です。

正面鳥居で中年男女が何か話しながら境内に入って行ったんですが、男性の方が「ここはホットスポットで有名で…」

…おいおい、おっさん…違うがな ^^;